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箱庭が教えてくれた「自分でもわからない自分」


自己変容の旅が始まり、心の深い部分へと入っていくと、  


「なんだかよくわからないもの」に出会うことがあります。  

 

それは、感覚だったり、感情だったり、イメージだったりと、かたちも様々。そして、それを言葉にするのはとても難しいものです。

 

無理に言葉で説明しようとすると、意識の力が働き、「自分にとって都合のいいように」変換され、本来の意味が失われた意味のないものになってしまいます。

 

なぜそんなことが起きるのでしょうか?

 

それは、人間には「わからないもの」を不安に感じ、「わかるもの」に変えたくなる性質があるからです。  


誰だって不安を抱えたままでいたくないですよね。

 

でも実は、「わからないもの」をそのまま「わからない」と受け止めることこそが、  本当の意味での変容への第一歩。

 

自然な心で受け止めたとき、  

その「わからないもの」は、あなたにとって深い意味を持つものへと変わっていくのです。

 

箱庭の素晴らしさは、  

そんな「わからないもの」を、無理なく表現できるところにあります。  

しかも視覚的に見える「かたち」で現れるので、とてもわかりやすいのです。

 

 

 

上の写真は、私が箱庭研修の初回で使った、不思議なオブジェ。  

 

「なんだかわからないけど、これをここに置きたい」  

 

そんな自分の心の中に湧き上がった思いのままに選び、しかも、向きまで「ここじゃないと変な感じがする」という気持ちが起こりました。

 

研修のあとのフィードバックでのやりとり:

 

先生:「これは何?」

私:「よくわからないけど、これがいいと思って置きました」

 

先生:「どうしてこの向きなの?」

私:「これもよくわかりませんが、これじゃないとだめでした」

 

     

先生からのコメントは

 

「これは、あなた自身もまだ気づいていないあなたの資質や可能性を表しているのかもしれないね。  この向きは“向き合い始めているけど、まだ正面から向き合う覚悟ができていない”という今の状態を表しているのかも。」

 

実はこの時、私は日常内観を始めて約2ヶ月が経った頃。  

まさに「その通りすぎて」、箱庭の力に感服しました。そして先生の力量に。

 

 

自分を表現するコツは、「心のままに」

 

 

箱庭づくりのポイントは、  

とにかく「思考ではなく、心のままに」動くこと。

 

そうすると、「ここじゃなきゃイヤ!」という、置く場所や向きに対するこだわりが自然と出てきます。

 

箱庭づくり体験会では、ここまで深いフィードバックは行いませんが、ただ置いて、眺めて、感じたことを話し合うだけでも、  

きっと何かしらの気づきがあるはずです。

 

箱庭を体験できるチャンスはそう多くありません。  

この機会に、ぜひ一度体験してみませんか?

皆様のご参加お待ちしております!

 

 

 

 

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