体を動かす場などが制限されている日々、どうしても運動不足になったり、気持ちも下がり気味に。
気分も下がり、体の代謝が悪くなると当然免疫力も低下してしまいます。
コロナウィルスだけでなく、今は花粉症などアレルギー症状も出やすい時期です。
毎日簡単にできるセルフケアで身体全体のエネルギーの流れを良くし、健やかな体と心を保っていきましょう!
私が学んでいる経絡体操で教えて頂いたワンランクアップの手首まわしをご紹介します。
ただ手首を回すだけでなく、各手の指先から繋がっている経絡を意識し刺激する事でその経絡に関係する臓器や器官が活性化されていきます。
今回は免疫力を高める為にも呼吸器系、消化器系に繋がる大腸、肺をクローズアップします。
五行説では肺・大腸はお互い影響し合っており、鼻、皮膚なども関係していると考えられています。
大腸を司る経絡は手の親指側の人差し指の先から始まり(手の陽明大腸系)
肺を司る経絡は手の親指の外側で終わります(手の太隠肺系)
大腸系をフォーカスしてみると
この経絡には万能のツボとしてよく知られている合谷をはじめ、手三里、曲池など腕のマッサージなどでは大切なツボが並んでいます。
気が滞っている方はかなり痛いツボばかりです。
この大腸系の経絡をしっかりと刺激する事で鼻、喉、口(歯、顎)、目、また皮膚などの調子も整います。
花粉症でつらいこの時期には特におすすめです。
ではまずはチェックから。
座っても立った状態でも姿勢が正しければ大丈夫です。両手を前にまっすぐ伸ばします。
◎まずは軽くグーパーグーパーをして指を慣らします。
◎親指を外に出した状態で手を握ってください。
その時、写真のように人差し指が他の指に比べて浮いた状態の方は大腸系のエネルギーの力不足かもしれません。(わかりやすいように少しオーバーにしています)
他の指でも同様です。(それぞれ関係する経絡があります)
浮いていた方はしっかりと握り直してから(下の写真のように)、横回し、縦回しを左右10回づつ行ってください。
◎終わったら次は親指を中にしっかりと入れて握り、肺系の経絡も刺激しエネルギーを流していきます。
たったこれだけですが、普段何気なく行っている手首のストレッチも
意識するかしないかで全く違ったものになるはずです。
毎日続けると軽やかな日、重い日など日々の手や腕の疲れ具合のチェックにもなります。
手首はもちろん首とも密接に関係していますのでひどい肩こりの方にもおすすめです!
エネルギーの循環をバランスよく整えて、免疫力を上げて行きましょう!!!
グーだけでなくパーの状態で10本の指の力の入り方の強弱などを観察すると
自分のエネルギーバランスのクセや偏りも確認でき、より深いセルフケアへと繋がっていけます。
自宅でもオフィスやトイレでもどこでもできる経絡を意識した手首まわし、ぜひ試してみてください。
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